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Re:(無題)

 投稿者:管理人2  投稿日:2017年 2月21日(火)12時42分36秒
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  琵琶湖の漁師になりたい中学生 様

投稿ありがとうございます。

魚の値段は魚の種類以外にも季節や獲れ具合、漁法や鮮度によっても変わりますので、
値崩れして100円/kgということもあれば、希少価値で数千円以上/kgというものまで、
かなり幅があります。
常に高値で取引されるのはやはりウナギかと思いますが、
種苗放流がすべてで生息量が少ないので、沢山は獲れません。
子持ちのホンモロコやニゴロブナなど、適切な時期に良質な漁獲が上がれば、
良い値段で取引できるものもあります。
琵琶湖の漁獲高の半分近くをアユが占めていますが、
おおむねアユは解禁になる年末(魚がまだ小さく漁法も限られる)に単価が高く、
年明け以降夏(魚が大きくなり漁法も多様)に向けて下がっていく傾向にあります。
同じ時期の同じ魚種でも、あまり獲れない年は高値が付き、獲れる年は下がります。

鮮魚を道の駅などへ出荷している漁師さんや組合はありますし、
ある程度値段を決められるので、価格を維持するひとつの方法かもしれません。
その場合、小売り用にパックなどする手間やコストがかかりますし、
売れなければそれらをかけてもお金にならないというリスクもあります。
漁師さんの中には自分で佃煮などに加工して販売している方もおられますし、
例えば、ふなずし用の「塩切り」に加工する技術をお持ちの方も多いです。
そういった場合、佃煮の味や塩切りの品質などの部分で、
他の商品との差別化をはかり、高く売れる可能性はあります。

現状としては、獲ってきた魚をそのまま問屋さんへ引き渡し、
値段交渉して買い切り、というパターンが多いです。
まるごと引き取ってもらえるのでロスや手間がないのがメリット、
上記で述べたような価格変動の影響を強く受けるのがデメリットです。
沿湖35漁協のうち2漁協には「せり」のシステムも残っており、
漁獲物をせりにかけた場合も同じようなことが言えます。

その他に、自分で取引先を開拓してきて直接納めたり、
魚を獲るところから、加工や流通、販売まで自分でやるという方法もあります。
また、鮮度や漁法などにこだわってブランド化したり、
新しい食べ方を開発宣伝して需要自体を創り出すようなやり方も、
上手くいけば魚価を上げる大きな要素になるかもしれません。
 
 
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